開催日:平成22年5月28日(金)18:30~20:00
場 所:緑苑ビル202会議室
出席者:20名(会員、オブザーバー)
◆議事概要
1.参加者自己紹介
2.組織のあり方について
・協会の定款をもとに新組織の目的、事業、組織の人格のあり方に付いて話し合った。
【議論の進め方について(役員より)】
・社団を解散した状態がスタートとの共通認識→全員了解
・現協会の目的・理念から議論を始めることで、組織・運営形態が見えてくる。6月までに理念、その後活動内容等について協議したい。まず、目的や事業について、今までの活動を踏まえて検証する側面から議論してはどうか。
・10月までには全体の骨格をみえるようにしたい。皆が共通認識を持つために、定款と実際の活動のギャップ、財源や運用の認識について確認したい。それを踏まえて継続すること、削ること、付加することを整理していきたい。課題の整理も必要である。
・3部会でそれぞれ議論する前に、全体の共通認識を形成しておく必要がある。
【目的について】
・「新組織は現社団法人の目的と役割を継承することが前提」と総会で説明した経緯がある。
・現協会の定款の目的は、建設分野に関わる人たちによってつくられた目標。時代は変わっており、まちの産業基盤形成に考慮した目的が必要。
・「…以て公共の福祉…」の部分は、社団法人ではなくなることを踏まえると、必要性を強くは感じない。
・社会的貢献といってもどのようなニーズを対象にするのか考慮する必要がある。世の中のどの部分を、どうしていきたいのか、何をやりたくて組織するのかの整理が必要。
・「事業を行うことにより」というセンテンスはいかがか。ニーズに合わないことは事業にならない。
・定款の「公共の福祉」という部分は、再開発の推進が公共の福祉に繋がるとの信条・腹づもりがあった。その後、多様な分野の人たちが加わり、「事業推進という形ではないまちづくり」の姿もあるのが実態。個人の達成感という切り口もある。しかし、会社・企業に新組織に入って欲しいという気持ちからは、「公共の福祉」の文言は残したい。
・メンバー構成の特色を積み上げて目的を考えるプロセスはどうか(会員確保も考慮して)。
・できることは何だろうというおさらいを分野ごとにする。法人格の有無によるメリット、デメリット、やりたいこととやれること、欠かせないことの整理。これらをまず明示・整理して進めていくのが有効。
・目的は漠然としておき、どんなことにも対応できるようにしておく方法もある。
・夕張の自主研究を通じ、道内のまちにおいて丁寧に提案していくことが大切であると感じた。道庁は横のつながりにより、まちづくりの提案をしていきたいということだったと感じている。
・夕張問題は都市計画の手法提案を望まれていたが、作業によりまちづくりのスケール感がみえ、認識された。
・まちづくりといっても広範多岐にわたる。新組織はどこまで手を広げるのかを整理する必要がある。
・間口を広げておくことは考えられるが、一方で新組織は何に強いかを説明できることが大切でもある。様々な人が集まることで、手法の広さがあり、知識が豊富であることも一つの財産である。現状を踏まえ、事業連携を含めてプロジェクトを提案していくことを考えると、「きちっとした軸」を持ち、伝えることが必要。
・世の中のニーズに考慮した目的で協会が動いてきたことを考えると、再開発を含めることで北海道や自治体などの相談相手として機能するということは、現在の実態としてあるのかどうか。→それはある。
・集団で事業をつくりりに行くという意識でなければ、実際には動きが…。
・集団を構成するメンバーに行政関係の人がいる形になる状況も考えられる。その場合は、「…事業をつくりに…」という姿勢は難しい側面も出てくる。
・入会当初は建設関係が多かったが、時代を経る中で協会活動も変わってきた。今後は自分の関わり方も考える必要がある。
・まちづくりは建設関係だけではない。様々な分野の人たちが関わることが大きな力になると信じている。
・上記意見は、具体的プロジェクトという視点にたったもの。一方でプロジェクトをどのように萌芽・成立させるかが微妙。プロジェクトを支えるメンバーがいなければ進めにくいのが現実。プロジェクトのネタが集まってから人が集まり活動するのか、プロジェクトを探してきて実施するのかが気になるところ。
・プロジェクトを創らないと動かないという意見には同感。目的として、北海道のまちづくりを対象としたニーズ等を見つけ出すこと自体をプロジェクトにする形もある。
・ある任意団体では、骨格等大枠は一つとし、その中で興味等に応じて各分野の分科会等に分かれてで活動をしているものもある。これは、不調和がでにくく、組織の持続性を考えると一つのヒントにはなる。
・骨格は北海道のまちづくりであることを表現し、事業で活動メニューを提示するという方法がある。
・どんなニーズがあるかを考えると、社会適要請と会員要請(交流等)とがあり、これらを整理する必要がある。
・自主研究は達成目標が明確でなければモチベーションはあがらない。
・研究活動は強制では成立・継続しない。テーマごとに興味のある人が集まり関わっていくのが自然である。継続的活動となれば評価できる。一方で、継続にはエネルギーが必要で、研究についてはできるなら実施していくくらいのスタンスでいい。メンバーが取り組みたいことを列挙し(文字にあらわす)絞り込むのがいい。
・協会の轍を踏んで欲しくない。協会が何をするところかの会員の答えがばらばら、協会のメリットはなんなのかの質問に答えられない。このことは止めて欲しい。皆が同じ答えを言えるよう明確にして欲しい。当初は委託事業があって入ってきた人たちもいた。また、多くの人を受け入れるため、目的はばふっとした表現だったと思われる。
・会社で組織に参加する際はメリットを必ず聞かれる。企業を入れるということはそういうことであることを前提として議論して欲しい。また、会員個々人のレベルはには差がある。中堅若手は得るものがあるが、オールマイティの人は与えるだけになる。そんな人は、私のメリットは何と考えてしまう。このことを考えると、幅広くした表現は難しい。
・現在の目的は高邁で外向きのものであるが、会員相互に高めあえるといったことも表現して欲しい。
・会員のメリットがどのくらいあるのかを明確にすることが新組織の継続に繋がる。公共事業のハコモノの話や、建設後の撤退や採算割れの話があるが、建物の建設と町の発展について自治体や住民に説明できることも必要。
・定款は当時のニーズがあってつくられたもの。今求められていることを整理して今そして今後必要なものをあげていくことで目的が見えてくる。
・個人としての参加と会社としての参加では意味合いが異なる。現在、会社への説明は「会員間の交流」としている。見学会、講習会等個人的スキルアップという認識となるが、会社に還元しているとは言いにくい。会社への説明を考えると公共の福祉=社会貢献を説明できることでなはいか。
・社会貢献に繋がる活動をになうことが重要。また組織に所属することが社会的ステータスとなる。そういう組織を目指すことが求められている。
・大きな会社組織等ではメリットが問われるのだと思う。大義名分が必要ということ。目的の文言をいきなり考えるのではなく、何をやるの?から整理していくのが無理のない手順。
・「まちづくりの駆け込み寺」という位置づけ、役割を含んで欲しい。
・何のための組織なのか、どんなメリットがあるのか、メリットを会社に説明できないなど様々でたが、目的についての結論は今回出すよう想定してはいない。公共の福祉という言葉が適切かどうかはわからないが、社会貢献の意図を含んだ表現が必要であるということか。新組織に入っていることがステータスであるとなれば幸せなことだろう。
・団体の性格としてビジネス集団なのか、青年団なのか、どちらもありと思う。公共の福祉を押すと青年団的な色が強くなると思うが…。
・公共の福祉への寄与、社会貢献が即、青年団につながるとは思わない。社会をイメージしないとまちづくりは成立しない。
・協会の特徴・役割は交流・スキルアップ等3つくらいある。スキルアップもビジネス的価値がある。夕張提案を例に取ると、夕張のためだったら青年団、スキルアップでもあったらビジネス集団といった捉え方か。
・ビジネス集団か青年団かどちらかではない。駆け込み寺という表現が聞かれたが、これは青年団活動がビジネスに変わっていくプロセスを表現するものである。
・アマチュアであっても手法収集、機械・道具によるクオリティアップでプロっぽくできるのが現在。しかし、プロはプロとして実践するのだから、プロにアマチュアが敬意を払える、そんな集団であって欲しい。
・夕張の活動は個別事業を取るためのプロジェクト。一方で駆け込んでくることもプロジェクト。事業化が見えるものはプロジェクトとして実践するが、研究のためのプロジェクトは実施する必要はない。
・会費支出を個人で負担までして入るのかという課題もあり、会社に説明可能な表現も付記していくことが必要。
・多くの会員がいた時はさまざまな業種が入り組んでいた。また、多種多様な事業が世の中に組み込まれていた。しかし、現在は社会に何かを投げかけていかなければ存在理由がなくなる。そういった意味で新組織では、ここにいる人たちが、他分野の人たちを巻き込んだプロジェクトをプロフェッショナルとして立ち上げられる姿をイメージしている。このことで必然的に交流やスキルアップが生まれてくるのだと思う。そういう意味では、目的はわかりやすい表現が必要である。目的には①北海道における、②まちづくりに関する、③建設、産業・経済環境分野、④公共の福祉または社会貢献、の4点を踏まえることとして整理したい。→全員賛成
・次回は活動担当の副委員長より、活動・事業について、何らかの呈示をいただく。
→了解。整理するに当たって、自分が活動に関わることによるメリットについてアンケートをとる。これまで、会社になんと説明してきたかということでも良い。
・次回は6月17日(木)18:30より開催。会員は3部会のうち一つ役割を担っていただく。アンケートと同時に希望部会を募ることとする。
以上